コラム

「マスク着用によりお口の中の環境が変わる」というお話を前回させていただきました。今回はその対策についてお話しさせていただきます。

・こまめに水分補給

マスクをしていると忘れがちですが、水分はからだや喉を潤すだけだなく、唾液の分泌を促します。

・唾液腺マッサージ

耳下腺:4本の指を耳の前にあて、円を描くように10回マッサージします。

舌下腺:あごの先のとがった部分の内側です。あごの真下から舌を突き上げるようにゆっくり10回ほど押します。

顎下腺:あごの骨の内側の柔らかい部分です。あごのラインに沿って耳の下から顎の下まで順番に押していきます。

いずれも力の入れ過ぎには注意してください。ゆっくり行ってください。

・よく噛んで食事をする

噛むことで唾液が出やすくなります。また噛むことによってお口周りの筋肉も鍛えられます。

・鼻呼吸を意識する

口呼吸の頻度が増えると、癖になります。無意識のうちに口呼吸になってしまっていることがあります。スマホ、パソコン、テレビをみている時なども鼻呼吸になっているか確認する。

・あいうべ体操

①〜④を10回繰り返します。これを1セットとして、1日3セット行います。

表情筋や舌の筋力を鍛えることによって口呼吸を改善します。

暑い中マスクをしていると、歩いているだけでも息苦しさを感じます。また、大人だけでなくお子様も同じように口呼吸になってしまっていることがあるかもしれませんので、確認してみてください。

口で呼吸をしているなと感じた際には、この記事を参考にしてみてください。

小川歯科クリニック

皆様こんにちは。

長引くマスク生活で息苦しさを感じることはありませんか?普段はお鼻で呼吸していると思いますが、息苦しさを感じると無意識のうちにお口で呼吸する頻度が増えてきます。

いかがでしょうか?口呼吸になっていませんか?

口呼吸になるとお口の中が乾燥し、唾液が出る量が減ってしまいます。

唾液には殺菌、抗菌、歯や粘膜の保護、汚れを洗い流すという重要な役割があります。唾液量が減ることでむし歯や歯周病の原因菌がいつも以上に繁殖してしまいます。

また歯の表面が乾燥すると、プラーク(歯垢)や着色もつきやすく、口臭の原因にもなります。

マスクをする機会が増え、「お口の中が乾く」「口臭が気になる」「お口の中がネバネバする」などは唾液量の減少が原因です。

お口をポカンと開けていることで、表情筋というお口周りの筋肉や舌の筋力が緩み、顔がたるんでいるように見えることもあります。

マスク生活やリモート生活で笑顔などの表情を出したり、話をする機会が減るのも表情筋が緩む原因です。

これらは歯並びにも悪影響を及ぼし、多くのお口トラブルを引き起こします。

通院していただいている患者様をみていても、以前とお口の中の環境が変わっているなと感じることがあります。

これから夏に向けて暑くなると今まで以上に息苦しくなりますので、しっかりとお鼻で呼吸できているか確認してみてください。

次回、その対策についてもお話しさせていただきます。

小川歯科クリニック

むし歯予防の日(6月4日)からの1週間は「歯と口の健康週間」と呼ばれています。

皆様は現在のご自身のお口の中の状態を把握してますでしょうか?歯って全部で何本あるのかな?治療した歯は何本あるのかな?…など。

また、歯の役割について考えたことがありますでしょうか?

最初に思いつくのは、食べる(噛む)ことだと思います。しっかり噛むことで美味しく食事ができ、栄養の吸収も良くなります。他にもいくつかあり、

・話す(発音を助ける)

歯がそろっていると、唾液もよく出て発音が明瞭になります。

・表情をつくる

見た目はもちろんですが、よく噛むこと、話すことでお口周りの筋肉が鍛えられ、表情も若々しくなります。

・からだのバランスや姿勢を保つ

噛むバランスがいいと、全身のバランスも保たれます。スポーツ選手は最高のパフォーマンスを発揮するために歯や噛み合わせをとても大切にしています。また、ケガの予防にも繋がります。

長引くマスク生活で今までとお口の中の環境が変わっています。マスクが口の中に及ぼす影響はまた後日お話しさせていただきます。

この機会に定期検診をしてみてはいかがでしょうか?

当院ではレントゲンやお口の中の写真を撮影し、まず現在の状態を把握していただきます。その後、治療計画についてご相談させていただきます。

小川歯科クリニック

6月4日が(む)(し)と読めることから、その日をむし歯予防の日とし、6月4日からの1週間を「歯と口の健康週間」とされています。

今回はお子様のむし歯予防についてお話ししたいと思います。

むし歯のリスク因子

①歯の質

歯やだ液の質によって、むし歯になりやすい人がいます。特に乳歯や生えたばかりの永久歯は未成熟で歯の表面が粗く汚れがつきやすいです。

②糖質

砂糖をはじめとする糖質はむし歯菌が酸をつくるための材料です。おやつやジュースを頻繁に摂取するとお口の中がむし歯になりやすい環境になります。

③細菌(むし歯菌)

歯磨きが上手にできないと、歯垢(プラーク)となって歯の表面に着き、酸を産生します。その酸が健康な歯を溶かして、むし歯を進行させます。

同じ箸やスプーンを使用したり口移しでお子様にむし歯菌が感染してしまうこともあります。乳歯の歯並びが完成する3〜4歳頃までは感染のリスクが高い時期です。

糖質とむし歯菌が一緒になると酸がつくられる
酸によって健康な歯が溶け出す
この状態を放置するとむし歯が進行する

予防するためには

•だらだら食べない!おやつジュースは時間を決めて

•小さいお子様とは別の食器を使用する

•しっかりと歯を磨く(家庭用フッ素ジェル、フロスを使う)

•定期的なクリーニングと歯科医院専用フッ素塗布(3〜6ヶ月ごと)

先日、川崎市内の小学校に歯科検診に行きました。皆様もこの機会にぜひお子様のお口の中の状態を確認してみてはいかかでしょうか。

何か気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

小川歯科クリニック

今回は舌の磨き方をご紹介させていただきます。

舌ブラシをご存知でしょうか?名前の通り、舌専用のブラシです。聞いたことや見たことがある方は多いかもしれませんが、実際に使用したことのある方は少ないのではないでしょうか?

舌はとてもデリケートな部分です。硬い歯ブラシや誤った方法で磨くと傷付いて、痛みやヒリヒリ感につながってしまいます。

磨き方

・舌ブラシを軽い力で握る

・舌の奥から手前方向に、約100gの力を目安に磨く

・1日1回〜2回

磨きすぎは厳禁です。

朝磨くと日中の口臭予防に、夜は寝ている間の細菌の誤嚥防止にいいと思います。

当院では舌みがきスムーザーW-1プレミアム(¥680)という舌ブラシをおすすめしています。

日々の口腔ケアにぜひ舌ブラシも使用してみて下さい。

舌ブラシの使用方法だけでなく、普段の口腔ケアにお悩みの方、歯磨き指導に興味のある方はお気軽にご相談下さい。

当院ではお子様からご年配の方までそれぞれの患者様に合わせた予防歯科を行っております。

小川歯科クリニック   清水

皆様こんにちわ。今回は舌苔についてお話ししたいと思います。

鏡の前でご自身の舌を確認してみて下さい。表面に白や褐色のような汚れがついていませんか?これが「舌苔」と呼ばれるものです。まさに苔(コケ)のように張り付いていて、口臭の主な原因の1つになります。また多く付着している場合は味覚が衰えることもあります。

左:舌苔付着    右:正常

原因

・歯磨きが不十分    

・マスクの使用で口呼吸になり、お口の中が乾燥する

・ストレスによる唾液量の低下

・加齢による舌の運動機能の低下

・胃腸障害や熱性疾患

舌苔は細菌のかたまりです。例えば、舌苔の中の菌が気管から肺に入ると誤嚥性肺炎を引き起こします。

絶対をキレイに掃除することにより、免疫力を高め様々な疾患の予防に繋がります。

しかし舌はただ磨けばいいというものではありません。誤った方法では舌を傷つけてしまいます。

次回、舌の磨き方やおすすめ舌ブラシを紹介させていただきます。

小川歯科クリニック 清水