予防歯科

    お一人おひとりのリスクに合わせたケアで、10年後・20年後も守り抜く

    溝の口(川崎市高津区)の歯医者、小川歯科クリニックの、予防歯科

    「歯医者さんには、歯が痛くなってから行けばいい」

    そのようにお考えの方がいらっしゃるかもしれません。

    歯科医院の役割は、悪くなった歯を削って詰めることだけではありません。
    本当の理想は、「大切な天然の歯が病気になるのを未然に防ぎ、一生涯、ご自身の歯でおいしく食事ができるようにサポートすること」です。
    これを行うのが「予防歯科(よぼうしか)」です。

    どれほど精密で高価な詰め物や被せ物を入れても、生まれ持ったご自身の天然の歯の素晴らしさには敵いません。
    そして、歯は一度削ってしまうと二度と元には戻らず、削れば削るほどその寿命は短くなってしまいます。

    「これ以上、歯を削る治療を繰り返したくない」
    「毎日一生懸命磨いているのに、なぜか虫歯ができてしまう」

    そんなお悩みを解消するために、当院がお一人おひとりのライフスタイルやリスクに寄り添って実践している、オーダーメイドの予防歯科の取り組みをご紹介いたします。

     

    当院のこだわり:あなた専任のパートナーによる「担当衛生士制」

    溝の口(川崎市高津区)の歯医者、小川歯科クリニックの、予防歯科

    予防歯科の主役は、歯科衛生士(しかえいせいし)というお口のケアのプロフェッショナルです。
    当院では、患者さまが安心して長期的な予防に取り組めるよう、「担当衛生士制」を導入しています。

    毎回通うたびに違うスタッフが担当するシステムでは、お口の中の細かな変化や、患者さまのブラッシングの癖などを継続して追うことが難しくなってしまいます。

    当院では、あなた専任の歯科衛生士が毎回お口の環境をチェックします。

    「前回来ていただいたときよりも、ここの磨き残しが少なくなっていますね」
    「最近お仕事が忙しいとおっしゃっていましたが、少し歯茎に疲れが出ていますね」

    など、お一人おひとりの過去のデータや生活背景までを深く理解した上で、一貫性のあるきめ細かなサポートを提供します。
    何でも気軽に相談できるお口のパートナーとして、あなたを温かくお迎えいたします。

     

    3ヶ月にこだわらない、あなた自身のリスクに合わせた「オーダーメイドの通院間隔」

    溝の口(川崎市高津区)の歯医者、小川歯科クリニックの、予防歯科

    一般的な予防歯科や定期検診というと、「一律で3ヶ月に1回」と案内されるイメージが強いかもしれません。
    しかし当院では、すべての方を同じ間隔で区切ることはいたしません。
    なぜなら、虫歯や歯周病のなりやすさ(リスク)は、お一人おおひとりで全く異なるからです。

    当院では、患者さまのお口の状態やリスクを総合的に判断し、ご相談の上で、それぞれに最適な定期検診の間隔(1ヶ月〜6ヶ月)をご提案しています。


    1〜2ヶ月ごとの通院が望ましい方
    すでにお口の中に過去の治療跡(詰め物や被せ物)が多く、虫歯のリスクが高い状態にある方や、歯茎の腫れや出血があり歯周病のリスクが高い方、ご自身でのセルフケアがどうしても難しい方などは、短いスパンでお口の環境をリセットする必要があります。

    3ヶ月ごとの通院が目安となる方(最低ライン)
    当院では、予防の効果を適切に維持するための基本的な最低ラインとして、「3ヶ月に1回」をおすすめしています。
    お口の中の細菌(バイオフィルム)は、一度綺麗に除去しても約3ヶ月で元の悪い状態に戻ろうとする性質があるためです。

    3〜6ヶ月ごとの通院が目安となる方
    特に痛みや気になる症状がなく、日頃のセルフケアがとても上手に行われており、お口の環境が安定している方は、3ヶ月〜半年に1回のチェックとプロによるクリーニングで、健康な状態を長くキープしていくことが可能です。


    ライフスタイルや体調、ご予算なども考慮しながら、無理なく心地よく通っていただける最適なペースを一緒に見つけていきましょう。

     

    「毎日磨いているのに虫歯ができる」のはなぜ?日本人と「フロス」の深い関係

    溝の口(川崎市高津区)の歯医者、小川歯科クリニックの、予防歯科

    「毎日朝晩、欠かさず時間をかけて歯を磨いているのに、定期検診に行くと虫歯が見つかってしまう…」

    そんな風に、ショックを受けられる患者さまが少なくありません。
    実は、歯磨きをしてもむし歯が出来てしまうのは、歯ブラシの毛先だけでは、「歯と歯の間の隙間(隣接面:りんせつめん)」の汚れを落とすことができないから、ということも挙げられます。

    欧米に比べて、日本人は日常的にデンタルフロス(糸ようじ)を使用する習慣がまだまだ定着していません。
    また、使ってはいても「適切な通し方や動かし方」ができていないケースが多々あります。

    実は、普通の歯ブラシだけでどんなに入念に磨いても、お口の中の汚れ全体の約6割しか落とせていないと言われています。
    残りの約4割の汚れは、すべて「歯と歯の隙間」に停滞しています。

    そのため、フロスを使わないままでいると、知らず知らずのうちに歯の間にプラーク(細菌の塊)が溜まり、結果として歯と歯の間(隣接面)から虫歯を作ってきてしまうという悲しい結果を招いてしまうのです。

    当院の予防歯科では、ただ汚れを落とすだけでなく、「なぜそこに汚れが残ってしまうのか」を患者さまと一緒に確認し、お家でも簡単・適切にフロスを使えるようになるためのレッスンに、とても力を入れています。

     

    当院で行っている、お口を健康に保つための予防処置

    小川歯科クリニックでは、ご自宅でのセルフケアの質を高めるアプローチと、歯科医院でしか行えない専門的なプロのケアを組み合わせ、効果的な予防処置を行っています。

     

    患者さまの癖に合わせた「ブラッシング指導(セルフケアの向上)」

    溝の口(川崎市高津区)の歯医者、小川歯科クリニックの、予防歯科

    予防歯科の土台となるのは、やはり毎日のご自宅での歯磨きです。
    しかし、歯並びやあごの大きさ、手の動かし方の癖はお一人おひとりで異なります。

    当院では担当の歯科衛生士が、あなたのお口に合わせたオーダーメイドのブラッシング指導を行います。
    どの部分に磨き残しが出やすいかを丁寧にお見せし、歯ブラシの当て方や力加減、そして最も重要なデンタルフロスや歯間ブラシの「適切な使い方」を分かりやすくレクチャーします。

     

    専門の器具で細菌の膜を落とす「クリーニング(PMTC)」

    溝の口(川崎市高津区)の歯医者、小川歯科クリニックの、予防歯科

    PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、歯科衛生士が専用の医療器具と特殊なペーストを使用し、ご自宅の歯磨きでは絶対に落とすことができない頑固な汚れを除去するプロのクリーニングです。
    歯の表面にこびりついた茶渋やタバコのヤニなどの着色汚れはもちろん、虫歯や歯周病の根本的な原因である細菌の膜「バイオフィルム」を、隅々まで滑らかに磨き落とします。

    施術後は歯の表面がツルツルになり、汚れが再び付着しにくくなる環境が整います。
    痛みはなく、エステのように心地よく受けていただけます。

     

    歯の質を強くし、初期虫歯を修復する「フッ素塗布」

    溝の口(川崎市高津区)の歯医者、小川歯科クリニックの、予防歯科

    お口のクリーニングを行った後、綺麗になった歯の表面に高濃度の医療用フッ素を塗布します。
    フッ素には以下の3つの優れた働きがあります。


    エナメル質の強化
    酸に強い、溶けにくい丈夫な歯の質を作ります。

    再石灰化(さいせっかいか)の促進
    細菌の酸によって溶け出したカルシウムやリンを歯に戻し、ごく初期の虫歯であれば元通りに修復する力を助けます。

    虫歯菌の活動抑制
    プラークの中に潜む虫歯菌の働きを抑え、酸を作りにくくさせます。
    大人の方であっても、根元が露出してきた歯の虫歯予防や、詰め物の周りの二次虫歯予防に大変有効な処置です。

     

    予防歯科(クリーニング・フッ素塗布等)のリスクと副作用について

    予防歯科は基本的にはお口に優しい安全な処置ですが、お口の状態によって一時的に以下のリスクや副作用が生じる場合があります。

    • 処置後の軽微な出血や違和感
      歯周病の傾向があり歯茎が腫れている方は、歯石取りやクリーニングの刺激によって、処置中や処置後に一時的に歯茎から出血したり、チクチクとした違和感が出たりすることがあります。炎症が治まるにつれて、これらの症状は自然に出なくなっていきます。
    • 一時的な知覚過敏
      歯の根元を覆っていた頑固な歯石を除去した直後は、歯の神経へ温度変化が伝わりやすくなり、冷たい水が一時的にしみることがあります。通常は数日から数週間でおさまります。
    • フッ素塗布後の食事制限
      フッ素を歯の表面にしっかりと定着させるため、塗布した後は「約30分間、ご飲食やうがいを控えていただく」必要があります。

     

    予防歯科に関するよくある質問(Q&A)

    Q. 特に痛いところや気になる症状がなくても、歯医者に通う必要はありますか?
    A. はい、大変重要です。
    自覚症状が出ないうちに虫歯や歯周病を発見・予防することこそが予防歯科の目的です。
    虫歯や歯周病は、初期の段階ではまったく痛みがありません。
    「痛い」「しみる」「歯茎が腫れた」と自覚症状が出たときには、すでに病状がかなり進行してしまっています。
    痛くなってから治療をはじめると、結果的に歯を大きく削ることになり、治療期間や費用も多くかかってしまいます。
    定期的にお口のチェックを受けていただくことで、もし問題が見つかっても最小限の処置で済ませることができ、生涯にわたってご自身の歯を多く残すことにつながります。
    Q. 歯科医院で行う「PMTC(プロによるクリーニング)」は痛いですか?
    A. いいえ、基本的には痛みはありません。
    眠ってしまう方もいるほど心地よい処置です。
    PMTCは、歯科衛生士が専用の柔らかいシリコンゴム製の器具や特殊なペーストを使用し、歯の表面を優しく磨き上げていく処置です。
    歯を削るような強い刺激や痛みはなく、エステを受けているような感覚でリラックスして受けていただけます。
    ただし、歯石が大量に溜まっている場合や、歯茎が強く腫れている部分の周りを清掃する際は、一時的にチクチクとした刺激を感じることがあります。
    お口の環境が整うにつれて、そうした刺激もほとんど感じなくなっていきます。
    Q. 大人になってからでも「フッ素塗布」は効果がありますか?
    A. はい、大人の方の虫歯予防(特に根元の虫歯や、治療した歯の再発予防)に非常に有効です。
    フッ素はお子さまのためのものと思われがちですが、大人の方にも大きなメリットがあります。
    年齢とともに少しずつ歯茎が下がってくると、歯の頭(エナメル質)よりも酸に弱い「歯の根元(象牙質)」が露出してきます。
    ここは非常に虫歯になりやすいデリケートな部分ですが、高濃度のフッ素を塗布することで根元の歯質を強化することができます。
    また、過去に入れた詰め物や被せ物の隙間からできる「二次虫歯」を防ぐのにも大変効果的です。
    Q. 定期検診や予防歯科の費用は、保険が適用されますか?
    A. 歯周病の検査や治療のプロセスの一環として行う定期管理・お口の清掃であれば、基本的には保険診療が適用されます。
    当院では、患者さまの経済的な負担を抑えながら長く通っていただけるよう、保険診療の枠組みを正しく活用してお口のメインテナンスを行っています(3割負担の方でおおむね数千円程度です)。
    ただし、着色汚れ(ステイン)を落とすことだけを主目的とした単発のクリーニングや、特別な薬剤・お時間を希望される場合は、自由診療(自費診療:PMTC等)のご案内となることもあります。
    事前のお口の診査をもとに、費用の面も含めて誠実にご説明いたしますのでご安心ください。
    Q. 定期検診の時間は一回あたりどれくらいかかりますか?
    A. おおむね45分〜1時間ほどお時間をいただき、丁寧にお口のケアを行います。
    当院のメインテナンスは、ただ歯石を取るだけの簡単な処置ではありません。
    担当の歯科衛生士が、歯周病の進行度を調べる検査、磨き残しのチェック、お一人おひとりに合わせたブラッシングやデンタルフロスの指導、そして専用の器具を使った精密なクリーニング(PMTC)とフッ素塗布までをじっくりと行います。
    患者さまの大切なお時間を無駄にしないよう完全予約制でお取りしていますので、お仕事帰りや休日の予定の間などにも計画的に通っていただけます。
    Q. 「デンタルフロス」と「歯間ブラシ」はどちらを使えば良いですか?
    A. 歯と歯の隙間の広さによって使い分けが必要です。
    担当の歯科衛生士が最適な種類をお選びします。
    どちらを使えば良いかは、ご年齢や歯茎の状態によって異なります。

    デンタルフロス(糸)
    歯と歯がピタッと接している部分の清掃に適しています。
    特に若年層の方や、歯茎が下がっていない方の「歯と歯の間の虫歯予防」にはフロスが必須です。
    歯間ブラシ
    歯ぐきが少し下がって、歯と歯の間に「三角形の隙間」が空いている部分に適しています。
    ここに無理にフロスを通しても汚れが落としきれないため、適切なサイズの歯間ブラシを使用する必要があります。

    サイズや使い方が合っていないと、逆に歯茎を傷つけてしまう原因になりますので、まずは当院で実際にお口の隙間のサイズを計測し、正しい選び方をご案内いたします。
    Q. 治療でもないのに定期的に歯石を取ると、歯が削れたり弱くなったりしませんか?
    A. 歯科医院の器具で歯が削れたり、弱くなったりすることは絶対にありませんのでご安心ください。
    歯石を除去する際に使用する「超音波スケーラー」などの器具は、微細な振動によって歯石だけをパキパキと弾き飛ばす構造になっており、天然の硬い歯(エナメル質)自体を削り取ることはありません。
    歯石を取った後に「歯が削れて隙間が空いた気がする」「歯が長くなったように見える」と感じることがありますが、これは歯の周りを塞いでいた頑固な歯石が取れ、腫れていた歯茎が健康に引き締まった証拠です。
    本来の正しいお口の形に戻った状態ですので、何も心配はありません。
    Q. 電動歯ブラシを使っていれば、定期検診やフロスは必要ありませんか?
    A. 高性能な電動歯ブラシであっても、定期検診やフロスは同じように必要です。
    近年の電動歯ブラシや音波歯ブラシは非常に優秀ですが、どれほど細かく振動しても「歯と歯が完全に接触している隙間」に毛先を潜り込ませることは物理的に不可能です。
    そのため、フロスを併用しなければ、やはり歯と歯の間から虫歯ができてしまいます。
    また、一度歯に強固にこびりついてしまった「歯石」や、歯周ポケットの奥深くにある汚れは、ご自宅の電動歯ブラシの風圧や振動だけで落とすことはできません。
    毎日の電動歯ブラシでの効率的なセルフケアと、歯科医院での定期的なプロのケア、この両輪が揃って初めて確実な予防へとつながります。

     

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