噛み合わせ・顎関節症治療

咬み合わせと全身のバランスは密接な関係にあり、咬み合わせが悪いと全身のゆがみとなって現れることがあります。また逆に全身のゆがみが咬み合わせを悪くする事もあります。
人間は成人になる頃には左右対称な顔の人はほとんどいません。
何故でしょうか?原因は生活習慣です。横向き寝やうつ伏せ寝、頬杖、食いしばり等により強い力がかかり、顔(頭部)や顎、咬み合わせがずれていきます。原因は様々ですが、これらの治療には生活習慣の改善やスプリント療法、歯列矯正などが有効です。
全身の健康のためにバランスのとれた正しい咬み合わせはとても重要です。
当院では、お口の中だけでなく生活習慣や全身のバランスをみて診療しております。
必要に応じて、お顔や全身の写真を撮影させていただくこともあります。


こんな症状ありませんか?6つの症状をご紹介します。
「あごが痛い」「口大きく開けると音がする」「口が開かない」など顎関節周囲のトラブルです。
歯並びや噛み合わせだけでなく、食いしばりや普段の姿勢や寝る姿勢、食事中の習慣など様々な原因が考えられます。生活習慣を見直すことが治療の第一歩となります。
「歯が削れたり、欠ける」「冷たいものがしみる」「詰め物や被せ物が割れた」「むし歯はないけど歯が痛い」「歯が割れたことがある」など様々な影響が出ます。普段から食いしばったり噛みしめている方が多く、癖になっていることもあります。
食いしばりや噛みしめの影響で顎や頭の筋肉が疲労し、炎症を起こすと痛みが出ます。肩こりや頭痛で悩んでいる方も生活習慣を見直すことで、改善できることがあるかもしれません。めまいや腰痛など、お口から離れたところに影響することもあります。
「以前よりも噛みにくくなった」「左右どちらかでしか噛めない」など噛み合わせが良くないと咀嚼効率が低下します。結果として無理な力や負担が増え、顎関節症や歯の痛みなどのトラブルが起こります。
食いしばりや噛みしめが長く続くと、やがて歯は動きます。歯は横に少しずつ倒れていき全体的な歯並びが変わってきます。「数年前と比べて前歯が重なってきた」などということはありませんか?
歯に必要以上の負担がかかると、詰め物や被せ物は耐えられず、外れたり、割れたりします。むし歯やセメントの経年劣化によるものもありますが、「よく外れる場所がある」、「同じところが何度も割れる」というのは良くない力が影響しているのかもしれません。